○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……… 2
(1)経営成績に関する説明 ……… 2
(2)財政状態に関する説明 ……… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……… 5
四半期連結損益計算書 ……… 5
第2四半期連結累計期間 ……… 5
四半期連結包括利益計算書 ……… 6
第2四半期連結累計期間 ……… 6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 7
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……… 8
(継続企業の前提に関する注記) ……… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……… 8
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復基調が続く中で、企業収益は
改善しました。個人消費は、消費者マインドが持ち直しており、実質総雇用者所得も緩やかに増
加するなど、緩やかに持ち直しております。
このような環境の中、モバイルコンテンツ業界においては、平成29年6月時点の日本国内の15
歳から69歳の男女におけるスマートフォン所有者は推計74.7%となっており、その内の約54%が
スマートフォンゲームを利用しております
(注1)。
当社グループにおきましては、当期より、「日本語女性向け」「英語女性向け」「その他」の
3区分で事業を運営しております。
当第2四半期連結累計期間における売上は、「英語女性向け」「その他」が増加したものの
「日本語女性向け」が大幅に減少し、3,738,462千円(前年同期比21.7%減)となりました。費用
は、テレビCMの出稿やモバイル広告の出稿量増加により広告宣伝費が大幅に増加したものの、売
上減少に伴う販売手数料の減少や制作及びシステム外注費の減少等があり、若干減少しました。
その結果、営業損失は779,374千円(前年同期は営業利益89,265千円)、経常損失は782,303千円
(同 経常利益115,550千円)となりました。
また、当期第1四半期決算において、今後の業績見通し等を踏まえた繰延税金資産の回収可能
性について検討を行い、税務上の欠損金に係る繰延税金資産を計上することとしました。さら
に、平成30年1月25日付の「平成30年6月期 連結業績予想の修正に関するお知らせ」で公表しま
した通り、平成30年6月期の連結業績予想を修正したことにより、当第2四半期決算において再
度、繰延税金資産の回収可能性について検討を行いました。それに伴い、当第2四半期連結累計
期間において法人税等調整額を含む法人税等△39,622千円を計上したため、親会社株主に帰属す
る四半期純損失は757,504千円(同 親会社株主に帰属する四半期純利益44,945千円)となりまし
た。
事業区分別の業績は、以下の通りであります。なお、当期第1四半期連結会計期間より、事業
区分を変更しておりますので、以下の前年同期比較については、前年同期の数値を変更後の事業
区分に組み替えて比較しております。
①日本語女性向け
日本語女性向けは、「恋愛ドラマアプリ」「シークドラマ
(注2)」「チームドラマ
(注3)」
「モーション
(注4)」及び「パズルアクションゲーム
(注5)」が該当します。
主に「恋愛ドラマアプリ」の減少が続き、売上高は2,672,333千円(前年同期比32.4%減)とな
りました。
②英語女性向け
英語女性向けは、「L10N
(注6)」「DRAGON
(注7)」及び「US REAL
(注8)」が該当します。
主に「DRAGON」が大幅に増加したことにより、売上高は891,418千円(前年同期比29.6%増)と
なりました。
③その他
その他は、「男性向けサスペンス」のほか、VR・AR技術を用いたコンテンツや、アニメ・IP展
開(グッズ・イベント等)が該当します。
主に「男性向けサスペンス」が増加したことにより、売上高は174,710千円(前年同期比30.3%
増)となりました。
(注)1.出所:株式会社セガゲームスゲームスタイル研究所「スマートフォン利用動向調査2017年6月」2017年9月19日発表 2.シークドラマ:「ダウト~嘘つきオトコは誰?~」の仕様をベースに制作されるコンテンツ。従来の恋愛ドラマアプリとは一 線を画し、ストーリーだけでなく調査や審判等の要素を持つ
3.チームドラマ:ユーザーが主人公となりキャラクターとの恋愛を楽しむ恋愛ドラマアプリと異なり、キャラクター同士で展開 するストーリーを楽しむコンテンツ
4.モーション:株式会社ボルモで制作するモーションタイプのコンテンツ。なお、当該子会社は平成30年2月8日現在、解散し 清算手続き中であり、株式会社ボルテージがコンテンツ運営を行う
5.パズルアクションゲーム:株式会社ボルスタで運営するコンテンツ。なお、当該子会社は平成30年2月8日現在、解散し清算 手続き中であり、株式会社ボルテージがコンテンツ運営を行う
由来。対ユーザー呼称AmeMix(アメミックス) 8.US REAL:北米市場向けリアル絵のコンテンツ
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、3,683,312千円(前連結会計年度末比746,355千円
減)となりました。
流動資産は、2,582,646千円(同823,410千円減)となりました。その主な要因は、収益の減少
及び外国債券の購入等による現金及び預金の減少801,067千円によるものであります。
固定資産は、1,100,665千円(同77,055千円増)となりました。その主な要因は、外国債券の
購入等による投資その他の資産の増加144,923千円によるものであります。
(負債の部)
負債合計は、754,014千円(同60,934千円増)となりました。
流動負債は、754,014千円(同60,934千円増)となりました。その主な要因は、広告出稿増加
等による未払費用の増加66,040千円によるものであります。
(純資産の部)
純資産は、2,929,297千円(同807,289千円減)となりました。その主な要因は、親会社株主に
帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少808,567千円によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連
結会計年度末と比較して801,067千円減少し、1,331,357千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りで
あります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、546,831千円の資金を支出する結果(前年同期比
822,626千円の収入の減少)となりました。その主な減少の要因は、税金等調整前四半期純利益
の減少910,860千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、207,571千円の資金を支出する結果(同61,971千円の
支出の増加)となりました。その主な増加の要因は、投資有価証券の取得による支出の増加
114,440千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、50,697千円の資金を支出する結果(同126,575千円の支
出の減少)となりました。その主な減少の要因は、自己株式の取得による支出の減少99,859千円
によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは平成30年6月期第3四半期以降も引き続き、「3年戦略(平成29年6月期から
平成31年6月期)」に基づき事業を運営してまいります。
具体的には、「魔界王子と魅惑のナイトメア」など新規タイトルの投入や、既存タイトルのベ
ース改善、広告出稿の効率化等を行ってまいります。
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表(単位:千円)
(平成29年6月30日) 前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間 (平成29年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,132,425 1,331,357
売掛金 1,130,273 1,076,323
前払費用 99,886 85,841
繰延税金資産 24,704 45,827
その他 19,409 43,907
貸倒引当金 △642 △610
流動資産合計 3,406,057 2,582,646
固定資産
有形固定資産 146,239 118,137
無形固定資産
ソフトウエア 367,776 319,045
コンテンツ - 8,964
無形固定資産合計 367,776 328,009
投資その他の資産 509,595 654,518
固定資産合計 1,023,610 1,100,665
資産合計 4,429,667 3,683,312
負債の部
流動負債
買掛金 123,997 116,511
未払金 270 7,345
未払費用 499,877 565,918
未払法人税等 40,899 9,540
その他 28,035 54,699
流動負債合計 693,080 754,014
負債合計 693,080 754,014
純資産の部
株主資本
資本金 936,499 936,549
資本剰余金 902,099 902,149
利益剰余金 1,977,347 1,168,780
自己株式 △100,139 △100,222
株主資本合計 3,715,807 2,907,257
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,611 1,824
為替換算調整勘定 19,168 20,216
その他の包括利益累計額合計 20,780 22,040
純資産合計 3,736,587 2,929,297
負債純資産合計 4,429,667 3,683,312
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 (四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 (自 平成28年7月1日 至 平成28年12月31日)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成29年7月1日 至 平成29年12月31日)
売上高 4,775,733 3,738,462
売上原価 2,030,565 1,764,916
売上総利益 2,745,168 1,973,546
販売費及び一般管理費 2,655,903 2,752,921 営業利益又は営業損失(△) 89,265 △779,374
営業外収益
受取利息 329 336
受取配当金 78 53
為替差益 21,117 -
雑収入 4,770 1,048
営業外収益合計 26,295 1,438
営業外費用
為替差損 - 4,229
雑損失 9 137
営業外費用合計 9 4,366
経常利益又は経常損失(△) 115,550 △782,303
特別損失
固定資産売却損 1,817 8,232
減損損失 - 6,591
特別損失合計 1,817 14,824
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期
純損失(△) 113,733 △797,127
法人税、住民税及び事業税 94,097 3,633
法人税等調整額 △13,641 △43,255
法人税等の更正、決定等による納付税額又は還付税
額 △11,668 -
法人税等合計 68,787 △39,622
四半期純利益又は四半期純損失(△) 44,945 △757,504 親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主
(四半期連結包括利益計算書) (第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 (自 平成28年7月1日 至 平成28年12月31日)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成29年7月1日 至 平成29年12月31日)
四半期純利益又は四半期純損失(△) 44,945 △757,504
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,886 212
為替換算調整勘定 30,287 1,047
その他の包括利益合計 32,173 1,260
四半期包括利益 77,119 △756,244
(内訳)
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 (自 平成28年7月1日 至 平成28年12月31日)
当第2四半期連結累計期間 (自 平成29年7月1日 至 平成29年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半
期純損失(△) 113,733 △797,127
減価償却費及びその他の償却費 64,276 37,471
ソフトウエア償却費 127,260 105,745
減損損失 - 6,591
貸倒引当金の増減額(△は減少) 6 △32
固定資産除売却損益(△は益) 1,817 8,232
受取利息及び受取配当金 △407 △389
為替差損益(△は益) △34,051 △3,603
売上債権の増減額(△は増加) 179,768 54,689 仕入債務の増減額(△は減少) 6,322 △7,509 未払消費税等の増減額(△は減少) △55,747 △23,092 未払費用の増減額(△は減少) △88,871 65,584
その他 32,416 25,569
小計 346,523 △527,869
利息及び配当金の受取額 407 389
法人税等の支払額 △82,803 △26,917
法人税等の還付額 11,668 7,566
営業活動によるキャッシュ・フロー 275,795 △546,831
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △48,962 △10,916
有形固定資産の売却による収入 - 1,396
無形固定資産の取得による支出 △96,213 △72,766 敷金及び保証金の差入による支出 △423 △11,291
敷金及び保証金の回収による収入 - 448
投資有価証券の取得による支出 - △114,440
投資活動によるキャッシュ・フロー △145,600 △207,571
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 324 100
自己株式の取得による支出 △99,942 △82
配当金の支払額 △77,654 △50,714
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。
(セグメント情報等) 【セグメント情報】